2015年3月16日月曜日

文字のない絵本で絵の分析

前に紹介した三森ゆりかさんの本を読んで「絵の分析」を子どもたちとやってみました。

絵本で育てる情報分析力―論理的に考える力を引き出す〈2〉
三森 ゆりか
一声社
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実はこの本の最初の数ページに1ページに1枚に絵画が載っています。
その絵をじっくり見てそこから何がわかるかあれこれ言うのです。

季節はいつ?時間帯はいつ?何をしている絵?誰がいる?動物は描かれてる?
登場人物はどうしてそれをしてる?彼らはどんな気持ちかな?
どんな話をしてるかな?これからどうするのかな?

ただ絵を見て言うだけでなく、根拠や理由も一緒に言います。
だから結構日本語力が必要です〜。

普段は口数の少ない息子ですが、日頃から私が「どうして?なんで?」と彼の話すことにツッコミを入れるので「なんでかっていうと・・・」と理由を説明するのはできていました。

絵の分析を実際にやってみて、絵の中に描かれているほんの小さいものにも意味があるということがわかりました。
そういう小さなヒントを拾って深く考える作業を続けていくと、ぱっと見ただけでは気づかない本質やメッセージを感じることができます。

「絵の分析」は観察力、思考力、本質を見抜く力、理解力、感性などを養えて、とてもいいトレーニングだなと思いました。


さて次に言葉のない絵だけの絵本を使って「絵の分析」をやってみましょう♪

☆トゥースフェアリー
トゥース・フェアリー
西洋では抜けた歯を妖精が持っていくというお話は知っていましたが、あまり詳しく知らなかったのでとても興味がありました。枕の下から歯の入った箱を引っ張りだしてコインと交換したり、妖精が持って帰った歯をどうするのかとてもワクワクする絵本です。


☆みえないさんぽ このあしあとだれの?
みえないさんぽ―このあしあとだれの? (児童図書館・絵本の部屋)

絵から状況(足跡など)を読み取って、何が起こったのかな?これから何が起きるかな?
と推理しながら楽しむ絵本です。正に「絵の分析」向けの絵本ですね。


☆やめて!
やめて!

インパクトのある表紙に惹かれて図書館で借りてきた絵本です。
はじめは戦時下のような破壊的で不安な描写が続きます。その後小さな男の子が少年に乱暴されそうになったときに放った勇気ある一言。

「やめて!」

されて嫌なことに対して相手にはっきりと拒否する、このメッセージは是非子どもたちに覚えておいて欲しいです。

お友達に嫌なことを言われた、または叩かれた。
そして何も言えずにただ悲しくて悔しくて泣いてすがりにやってくる。

そういうときにはね、「やめて!」の一言で自分を守り、自分を傷つけてはいけないことを主張しましょうね。

暴力は絶対にダメ。
「やめて!」と言えないと、相手は「いいよ」と勘違いしてしまうよ。

訳者の柳田邦男さんのあとがきより
(中略)大人たちが暴力をなくそうとしないで、どうして子どもたちの世界からいじめをなくすことができようか。子どもたちは、この世で起こっていること、大人たちの理不尽さを見ているのだ。(中略)そして、"NO!"という言葉は、世界中の子どもたちが安全に仲良く遊べるようになる時代への「希望」をひらく表現なのだと、マクフェイル氏(著者)は言う。それは、戦争からいじめに至るまで、すべての暴力に対して、大人も子どもも、はっきりと拒否する意思表示をしなければならないというアピールでもある。 

話がそれましたが、子どもたちと絵の分析をしていて、飛行機が爆撃して家が壊されて兵隊が現れる場面で息子が「ウクライナみたいだね」と言いました。

ウクライナ情勢はニュースで見るけれどそもそもウクライナってどんな国でしょう?
少しでもウクライナがわかればいいなと思い、ウクライナ民話を読みました。

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)

てぶくろの中に色々な動物が寄り添って入れるように、人間も平和に解決できますように。

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